IdeaPad S10-3 ( 0647AQJ ) とUbuntu 11.04でサスペンド
NetBSDだとサスペンドがうまく動かなくても微笑ましく感じるのですが、Linuxで動かないと「ばかな! そんなはずがない!」と思ってしまうのは偏見なんでしょうか。
ということで、Ubuntu desktop 11.04 (amd64) でサスペンドが動かず、Windows7に戻すかなぁ、いやいやStarter版だからつらすぎるよ、なんでもいいからLinuxで動いてくれないものかと右往左往しておりました。
Webを調べるとkernelにintel_idle.max_cstate=0というのを教えてあげるとサスペンドできるという情報が。このパラメータに関する情報はいくつか見つかり、昔はこれなしではインストーラすら起動しなかった模様。
おぉ、さすがだ、これで勝ったも同然と覚えたてのgrubを嬉々として設定して起動したものの、サスペンドに失敗。
うーん、それじゃぁ、動いた人が使っているOpenSUSEにすればきっと動くだろう。もともとUbuntuを選んだのは最近の流行っぽいという理由だけだからなぁ、そうだそうしよう。ということでOpenSUSEをインストール。grubに設定を仕込んでいざサスペンド。おぉ、失敗。
にっちもさっちもいかない中、ふと、i386ならどうなんだろ、と。
せっかくだから64bitで動かしたいぜ、とこれまでUbuntuもopenSUSEも64bit版を使っていたんだけど、わらにもすがる思いでUbuntuの32bit版で先のパラメータを/etc/default/grubに設定。update-grubで設定を反映させた後、再起動。
ずいぶん回り道をしましたが、S10-3でサスペンド。i386版を使ってkernelにintel_idle.max_cstate=0を設定する、で成功というお話でした。
ということで、Ubuntu desktop 11.04 (amd64) でサスペンドが動かず、Windows7に戻すかなぁ、いやいやStarter版だからつらすぎるよ、なんでもいいからLinuxで動いてくれないものかと右往左往しておりました。
Webを調べるとkernelにintel_idle.max_cstate=0というのを教えてあげるとサスペンドできるという情報が。このパラメータに関する情報はいくつか見つかり、昔はこれなしではインストーラすら起動しなかった模様。
おぉ、さすがだ、これで勝ったも同然と覚えたてのgrubを嬉々として設定して起動したものの、サスペンドに失敗。
うーん、それじゃぁ、動いた人が使っているOpenSUSEにすればきっと動くだろう。もともとUbuntuを選んだのは最近の流行っぽいという理由だけだからなぁ、そうだそうしよう。ということでOpenSUSEをインストール。grubに設定を仕込んでいざサスペンド。おぉ、失敗。
にっちもさっちもいかない中、ふと、i386ならどうなんだろ、と。
せっかくだから64bitで動かしたいぜ、とこれまでUbuntuもopenSUSEも64bit版を使っていたんだけど、わらにもすがる思いでUbuntuの32bit版で先のパラメータを/etc/default/grubに設定。update-grubで設定を反映させた後、再起動。
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="intel_idle.max_cstate=0 quiet splash"おぉ、サスペンドするぞ!
ずいぶん回り道をしましたが、S10-3でサスペンド。i386版を使ってkernelにintel_idle.max_cstate=0を設定する、で成功というお話でした。
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IdeaPad S10-3でUbuntu, NetBSDのデュアルブート
デュアルブートって久しぶりにやったけどめんどくさいですねぇ。
Linuxだとgrubを使う、ぐらいはさすがに知っていて、NetBSD, Linuxの順にインストールしたまでは良かったのですが、いざ、grubからNetBSDを起動する方法がよくわかりません。
grubにもgrubとgrub2という二種類があるらしく、二つの情報に翻弄されながら設定することに。Ubuntu11.04だとgrub2のようです。
結論から言うと、/etc/grub.d/40_customに以下の行を追加した後、sudo update-grubと入力すれば良いことがわかりました。
ちなみに、ディスクはNetBSD, Linux, Linux swapの三つに切っています。すべて基本パーティションにしました。swapのために基本パーティション(拡張でもいいんですけど)を使う必要があるんですねぇ。NetBSDだと基本パーティションの中をさらに分割してswapに使っているイメージなので。
/boot/grubの下のファイルは基本的にいじらず、/etc/default/grubおよび/etc/grub.d/*で設定をした後、update-grubするのが今風のお作法ということでしょうかね。
Linuxだとgrubを使う、ぐらいはさすがに知っていて、NetBSD, Linuxの順にインストールしたまでは良かったのですが、いざ、grubからNetBSDを起動する方法がよくわかりません。
grubにもgrubとgrub2という二種類があるらしく、二つの情報に翻弄されながら設定することに。Ubuntu11.04だとgrub2のようです。
結論から言うと、/etc/grub.d/40_customに以下の行を追加した後、sudo update-grubと入力すれば良いことがわかりました。
menuentry "NetBSD" { set root=(hd0,msdos1) chainloader +1 }あとは、起動時に切り替えれば良いのですが、切り替えのメニューの出し方が解りません。これは、起動時にShiftキーを押しっぱなしにすれば良い、ということがわかりました。
ちなみに、ディスクはNetBSD, Linux, Linux swapの三つに切っています。すべて基本パーティションにしました。swapのために基本パーティション(拡張でもいいんですけど)を使う必要があるんですねぇ。NetBSDだと基本パーティションの中をさらに分割してswapに使っているイメージなので。
/boot/grubの下のファイルは基本的にいじらず、/etc/default/grubおよび/etc/grub.d/*で設定をした後、update-grubするのが今風のお作法ということでしょうかね。
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