APC8750にNetBSD/evbarmを移植するための記録 4/29
2014/04/29(火) 19:36 NetBSD はてブ情報 はてブに登録 はてブ数

さて、タイマードライバの実装が終わったので、これまで/sbin/initに手を入れていた部分を戻していきます。

手を入れていたところは、
  1. nanosleepをすっとばしていた
  2. busy loopを作って、そのなかでsleepを読んでいた
という二か所。片方づつ元に戻していったところ、ちゃんと動くようになっていました。

やりました!

次に、sleepコマンドをramdisk.fsに入れ込んで、実際sleep 10で10秒間スリープするかを確認してみました。

こちらも、ほぼちゃんと動いているように思えます。ほぼ、というのは近くのデジタル時計の秒表示でざっくり測ったレベル、という意味です。

OSのシステムタイマがいろいろなところに影響しているのがよくわかりました。

これで、必要最低限のドライバである、シリアルコンソール・割り込みコントローラ・システムタイマが揃いました。

割り込みコントローラは二つあるうちの一つしか動いていないし、なぜかカーネルデバッガに落ちた時に最後の入力が延々と発生し続ける、などとおかしなところは多々ありますが。

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