APC8750にNetBSD/evbarmを移植するための記録 8/17
2014/01/09(木) 27:46 NetBSD はてブ情報 はてブに登録 はてブ数

昨日の段階でシリアルコンソールの出力が眼で追える程度に遅いことをTwitterでつぶやいていたところ、清水さんがエスパー力を発揮して、何らかの理由でcomドライバのタイムアウト待ちをしているからじゃないかというアドバイスをもらいました。

アドバイスのとおりsrc/sys/dev/ic/com.c#com_common_putctimo = 150000;という部分を1/100の1500にしてみました。

すると、劇的に表示が早くなり、これまでとは別世界というか、本来の速度でシリアルコンソール出力が可能になりました!

依然として入力はできないもののシリアルコンソール出力もちゃんと動くようになって、root deivceを聞くところまでkernelは起動して、気分もよいので秋葉原に買い物に行ってしまいました。

秋葉原に出かけたのは気分転換もあったのですが、実はAPC8750のシリアルポートのピンヘッダにリード線を無造作につないでいるのが見苦しくて、ちゃんとしたコネクタできれいにつなぎたいなぁという思いがあり、コネクタ等の部品を調達しに行ったのでした。

しかし、これが大きな間違いで、コネクタを買ってきたのはよいのですが、誤った結線で動作確認をしてしまったため、シリアルの入力が物理的に壊れてしまったのです (なぜか出力は動く)。

シリアルの入力ができないとu-bootの操作もできませんし、なにより動いていないシリアルコンソールからの入力を実装することができません。

USBシリアルケーブルを疑ってみたり、リード線を疑ってみたりと試行錯誤をしましたが、やはり故障しているという事実は覆りませんでした。

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