GW3.5MX2-SLAN/CBのシリアルコンソール
2008/01/12(土) 5:50 NetBSD はてブ情報 はてブに登録 はてブ数

さて、シリアルコンソールです。

まずは、本体に電源を入れて初期不良の確認です。

ブートして、DHCPでIPアドレスをもらったのをDHCPサーバのログで確認後、ブラウザでアクセス。うん、動いているみたい。

で、動作中に例のシリアルとおぼしきJP2のピンヘッダにテスタを当てる。どうやら、左がGNDらしい、というのはわかったが、それ以外がはっきりしない。一番右は3.3V、右から二番目も3.3V、右から三番目は3.3Vよりは小さい。うーむ。

なんとなく、受け側(RxD)は待ちなので電圧が出ず、送り側(TxD)は送ろうとする何かがたまっていれば電圧が出ているかもしれんなぁ、ということでGND, RxD, TxD, Vccだろうとあたりをつけた。

あと、UP-12CはRxD, TxDのLEDがあってピカピカ光ってくれるのでそのへんもたよりに推理するしかないな。

変動要素がピンアサインとシリアルの通信速度の二つがあるし、結構いろいろ試行錯誤することにしました。
うーん、RxDとTxD間違ってるのかなぁ、と入れ替えてみたり、速度を変えてみたりと。

最初は信号伝達コネクタを直接つないでいたんだけど、なんか接触が悪かったらしく、ケーブルを触るとゴミが表示されるというのに気づき、データなのか接触不良かわからんようではラチがあかないので、ICクリップコードを使ってきっちりつないでやることに。

そんなことをしながら、電源のON/OFFをするとTxDがピカピカと点滅するじゃありませんか。おいちょっとまて、普通ブート時はNASからデータが送られるんだからケーブルにとっては受信つまりRxDがピカピカするだろ、と思い、TxDとRxDが逆なのに気づいてしまいました。つまり、最初のピンアサインがあたっていたということなのでした。

で、次は正しく表示ができる速度を見つけないといけません。

こういうときは、地道に2400bpsから試すわけです。

が、2400bps, 9600bps, 14400bps, 19200bps, 38400bps, 56800bps, 115200bpsのいずれも文字化けもしくはだんまりです。

かならず電源断から始める、TeraTermを再起動する、などの条件を揃えてやり直すなど粘り強く試してみると19200bpsが化け化けながらもブートしてるっぽい文字の出力がされているようです。あと一息。

ややあきらめつつ、しばらく放ったらかしておいたら、なんということでしょう、読めるじゃないですか。おぉー。

その後、何度も試してみたところ、flashからデータを読み込むところでゴミが表示されるらしく、それ以外のところは問題ないということがわかりました。もちろん、flash読み込みによるゴミ表示によって、その後の表示も化け続けることがありますが、Terminal resetすればその後は読めるようになるようです。このへんはUP-12Cのせいなのか、そもそもそういうものなのかは不明です。

ということで、まとめるとGW3.5MX2-SLAN/CBのシリアルコンソールは次のようになります。
  • JP2がシリアル
  • 速度は19200bps
  • ピンアサインはGPIO:21と書いてある側からVcc,TxD,RxD,GND
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