週間?アキバウォーカー
秋葉原散歩日記
帰省するにあたり、実家に一台パソコンを寄付することにしました。これで、帰省のときに重いノートパソコンをもって帰ったりしなくてすむかもしれません。古いパソコンですが、少し手直しすればWebのクライアントくらいは何とか動きそうです。
そこで、足りない部品を増強するために、アキバに出かけました。本当のところ、この買物をするのは、仕事納めの次の日の予定だったのですが、友人がアキバに行くとのことで、二つ返事で “おれも行く” となってしまいました。
滞在時間は13:00から例によってチムニーコースになってしまい、22:00ごろでしょうか。
| 品名 | 価格 | 購入店 | 備考 |
|---|---|---|---|
| PCIモデム IGM-PCI56K メルコ |
3970円 | PCアドバンスド3丁目店 | |
| 15インチモニター 57C Acer |
17800円 | 俺コンハウス | 送料込み |
以前に何度も書いたモデムの話を覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
PCIモデムを買おうか迷って、さんざん探した上に買わなかった話や、AMRモデムがあえなくジャンクと化した話。
しかし、今回はあっさりと前回の下見を生かしてメルコのPCIバス用モデムを購入。なにしろ、家で使うやつだし、それほどこだわる必要もなく、サポートも気休めについてくるし。ばっちりです。
で、家に帰って箱を開け、物を確かめて、さぁ、取付けです。しかも、このモデムは友人が以前購入したもので、その取付けにも付き合っているので、迷うところがありません。
さて、パソコンのケースを開けて、よーくみると。
“あ、PCIバスが全部ふさがってる”
そうです。いまならPCIバスがメインのマザーボードがほとんどですが、当時のパソコンはISAも優遇されていました。ISAバスは一本も使われていないのに、三本のPCIバスは、ビデオカード、ネットワークカード、SCSIカードで埋められていました。
じゃぁ、どれか抜けばいいジャーン。と思って考えてみると、ビデオカードはさすがに抜けません。SCSIカードも抜けません。不幸なことに、このパソコンは古いくせにフルSCSIデバイスOnlyマシンだったのです。IDEのイの字もなく、今の感覚からすると贅沢な装備のパソコンだったのです。
だったらネットワークカード抜けよ、と思われるかもしれません。これはヤです。ネットワークカードは必須でしょう。挿しておいたらあとから絶対 “あぁ、あのとき挿しておいて良かった” と思うのがネットワークカードなのです。
ということで、10秒ほど考えた末、メインマシンの外付けモデムをはずして、古いパソコンにつけ、PCIモデムはメインマシンに挿すことにしました。Windows2000にまだ対応していないこのモデムを挿すことは、ちょっと止めたかったのですが背に腹は代えられません。何しろ、帰省は31日、モデムの箱を開けたのは28日なんですから。宅急便で送るために一日見ておくとして、それほど迷っている時間はないのです。
ということで、思わぬ形でメインマシンのモデムがアップグレードされてしまいました。
重要なことは、パソコンはモニタがないと使えないということです。で、普通の人は余ったモニタなど持っているわけがないのです。
じゃぁ、モニタも買わなきゃぁ。ということで、モニタも探すことになりました。
まぁ、ずっと実家にいるわけでもないし、両親もそれほど頻繁に使わないだろう。ということから、安いモニターを探すことにしました。実家は、それほど狭くないので17インチモニタでもまったくかまわないのですが、安さから言えば15インチモニタが購入対象となりました。
今や、15インチモニタは売れ筋商品ではなくなり、あまり多くの店で在庫を見ることはありませんでした。むしろ、特価品として店頭に積まれていたり、格安パソコンに組み合わされるモニタとして在庫されているようでした。
モニタなどは、普段から注意してみていないだけに、どこがどれほど安いかという見当があまりつきません。しょうがないので、友人の買物巡回に付き合う形で、安そうなやつの価格をチェックしていきました。
一通り巡回を終えたころには18:00をまわり、あたりもすっかり暗くなり始めていました。多くの店でLG電子のモニタが安く出回っており、次に三菱のモニタがLAOXのアウトレットで売っていました。さらに、SONYのモニタがニッシンパルで売っていました。SONYのモニタが一番高価だったのですが、SONYのブランドに負けてしまい、ニッシンパルに突入しました。
“売切れです”
という一言と共に、とぼとぼとLAOXに向かう途中、俺コンハウスの前で見つけてしまいました。17800円の15インチモニタを。それだけなら、LG電子のモニタと変わりません。そこに書いてあった魅惑の一言が私の目を釘付けにしました。
“モニタ送料無料”
なんと、送料無料とな。モニタの送料は実家の距離を考えると馬鹿になりません。それだけで1500円相当の価値があるのです。つまり、実質16300円の15インチモニタです。しかも、Acerブランド。Acerブランドはブランドというほどのものでもないかもしれませんが、LG電子よりは私の中ではブランドです。
三菱も候補に入っていたのですが、ニッシンパルでの売切れという仕打ちの後、送料無料の格安モニタには運命を感じ、購入を決意したのでした。意気込んで入った店内で在庫を確認し、ふと横を見ると18800円の15インチモニタも売っています。17800円のモニタとスペックを比べてみると、対応しているリフレッシュレートや最大解像度、どれをとっても17800円のやつが勝っています。
“これは、あやしい、のか?”
と思い、店員さんに聞いてみました。聞いてみると、安いほうが上位機種で、なんでもAcerが作りすぎたらしいので、値下がりしたのを俺コンハウスがたくさん買ったらしいのです。つまり、単純にお買得だったということです。この話を聞き、もうここで買うしかないと思った私は、財布を握り締めてレジの前にいましたとさ。
まぁ、実際の画面も見ずに、モニタを買うなどは言語道断の行為なのですが、今回の目的が目的だけにオッケーとしました。で、実際に実家に届いたものを見てみると、奥行きがちょっと大きいのがたまに傷ですが、画質もマァマァ (けして良くもないが死ぬほど悪くもない) で結構良い買物をしたと思います。今年最後のアキバを良い買物で締めくくることができ、ハッピーな2000年を迎えることができました。
今年の10/03からアキバウォーカーは始まりました。たったの三か月ですが、私はアキバでいくら使ったのでしょうか。
160,148円でした (細かい税計算をしていないので多少の誤差あり)。
三か月でこれですからねー。一年でこれの四倍使うとすると、大体64万円ほど使う計算になりますね。こわー。まぁ、カーステレオとか大きな買物してるからねー。ちなみに、この値段にCDと飲食代は含まれていません。書籍代は含んでいます。
| 店 | ジャンル | 食べたもの |
|---|---|---|
| 肉の万世 | サンドウィッチ | ボリューム万かつサンド |
| チムニー | 洋風居酒屋 | つまみ |
友人と待合せていつものごとく万世の1Fで待っていたのですが、どうやら遅れるとの連絡が入り、そそくさと万かつサンドをほおばってしまいました。やっぱりウマイ!! いや、まじで。
一方、夜の部は、いつものごとくチムニーへ。実は、同行の友人は前日もアキバにきていたらしく、前日もチムニーだったという話を聞き、ちょっと気が引けましたが、チムニーに行ってきました。
スペアリブ、たこ焼軍団、ニンニクチャーハンなどのいつものジャンク系つまみに加え、なべを食べてしまいました。やっぱり冬はなべに限る!! いや、まじで。