週間?アキバウォーカー 2001/03/30 (金) - 20001/04/01 (日) シグマリオンだふふふ、買っちゃいましたよ、シグマリオン。 欲しかったけど買わなかったわけなぜに今ごろシグマリオンって感じですが 実はもともと欲しかったんですよね。 スタイリッシュなフォルム、きびきびした動作 (Jornada690で懲りた)、 魅力的な価格、とモノとしての魅力に溢れています。 じゃぁなんで買わなかったかというと、 CFスロットが一つしかないという一点につきます。 シグマリオンはCPUがMIPSを使っているのでNetBSD/hpcmipsが動くのです。 てことは、フツーNetBSDってことになるわけですよね。 で、NetBSDでネットワークが動かなければ魅力半減です。 CFスロットが一つしかないシグマリオンは CFを挿したらそこで打つ手がなくなってしまうのです。 もちろんメモリ上にファイルシステムを作り、 そこにシステムを展開するようにすれば CFスロットにネットワークカードを挿すことはできるのですが (実際にやった人もいるみたいです) 使えるコマンドは少ないしなにかと不便です。 そもそもそういう環境を構築するためにはそれなりの知識が必要になります。 FreeBSDなら何とか頑張ってみようという気にもなるのですが、 NetBSDはほとんど使ったことが無く、 いきなりそのレベルは無謀のような気がしました。 某掲示板から始まったいろんな理由を付けて買わなかったのですが、 某掲示板を読んでいたらシグマリオンがなんと 34800円という値段じゃないですか! 相場が50000円前後ですからこれは安いです。 もちろん今までこのくらいの値段が出る店はあったのですが P-in Compactとの抱き合わせが必須となり嬉しくありません。 単体で34800円は衝動買いストライクゾーンです。 しかもシグマリオンは生産中止になったという噂もあり、 おそらくこれから値下がりを待ったとしても モノがなくなるほうが早いでしょう。 ちょっと気にかかるのがシグマリオン2ですが、まぁ、出たら出たで 34800円という値段ではないでしょうし、 シグマリオン2も買ってしまえばいいのです (バカ?)。 丸善無線に直行台数限定というウワサだったので、なるべく早く買いに行こう ってことで金曜日の夕方にわざわざアキバまで出かけました。 最近はこの店 (丸善無線) ばっかりですが... 情報どおり34800円で買うことができました。 その日はこれで時間切れとなってしまい、 肝心のNetBSD用のメディアを買うことはできませんでした。 実は、死ぬほど迷っていたのです。 さぁ、開けてみましょうこれがシグマリオンの箱です。結構コンパクトですね。 開けようとしたら、いろいろとうるさい条件を書いたシールが。 この時点で開けずに返品する奴はいるんでしょうか。 バックアップ用の電池は既に入っているので、 薄いビニールを引き抜けば通電開始です。 スタイラスペンはトランスルーセントな感じで涼しげです。 なかなかおしゃれでいいじゃん。 ACアダプタなどの付属品はこんな感じです。 PCとの接続ケーブルは付属していないので、別途購入する必要があります。 まぁ、このへんを付属させないことでコストダウンをしてるんでしょうけど。 しかし、マニュアル類は派手に付いてます。 どーせNetBSDで使うんで全く関係ないんですけどね。 CFかMicroDriveかさて次の日からメディア探しです。 本当に迷ったのがコンパクトフラッシュ (CF) とMicroDriveです。 以前128MbyteCFにNetBSD/hpcmipsをインストールしたことがあります。 OSだけなら十分インストールできるのですがEmacsを入れようとすると、 どうしても容量不足になってしまいました。 シグマリオンはネットワークをあきらめて テキスト打ちマシンとして使いたかったのでEmacsは必須です。 128MbyteのCFで切り詰めて切り詰めて何とかEmacs を入れたとしてもその他になにか入れようとした時に どうしても手狭になってしまうでしょう。 ということでCFは192Mbyteか256Mbyteでなければなりません。 MicroDriveなら340Mbyteでも1Gbyteでもどちらでもよいでしょう。 Webで値段を調査するとCFはやはり割高です。 MicroDriveは大容量でCFに比べて割安ですが ハードディスクなので振動への弱さや消費電力のデメリットも存在します。 ここは奮発して256MbyteのCFでも買おうかと思ったのですが、 128MbyteのCFに比べてかなり割高です (128MbyteのCFの二倍以上の値段が普通なので)。 それに比べてMicroDriveの340Mbyteは思った以上にこなれた値段だったので 340MbyteのMicroDriveにすることにしました。どうせ買うならいいものを、 という日本人的ハイエンド指向な理由で 1GbyteのMicroDriveも検討したのですが、 どれだけ使うか未知数なシグマリオンにそれだけの投資をするのは 少しやりすぎな気もしたのです。 ということで、340MbyteのMicroDriveを買おうと心に決めたのですが、 ふと、 あれ? シグマリオンでMicroDriveって対応してるんだっけ? という非常に重要な点を確認していなかったことに気付き、 土曜日はスゴスゴと退散したのでありました。 まぁ、アキバで使えるWebからある程度は確認できたのですが、 シグマリオン+NetBSD/hpcmips+340MbyteのMicroDrive という組合せはすぐには見つけることができなかったのです (1Gbyte MicroDriveなら結構あったのですが...)。 仕切り直して日曜日までかかって結局地下松 (若松の地下) で購入しました。 他にもう少し安い店もあったのですが在庫がなかったのでしかたありません。 どんなんかな?マイクロドライブはその名前に似合わず箱はでかいです。 付属しているのはPC Cardアダプタとそれぞれを収納するケースです。 ケースは非常に良くできていて、 振動をなるべく与えないようにゴムではさむようになっています。 で、実際のマイクロドライブです。やっぱり小さいなぁ。 これで340Mbyteなんて信じられません。 IBMのロゴが誇らしげに印刷されています。 使い勝手はNetBSD/hpcmipsのインストールにはかなり手間取りましたが 何とかインストールも完了し、環境を構築しました。 基本的にはEmacsが使えて、日本語が入力できればいいや、 というだけなのでインストールしたのは次に示すものくらいです。
ただし、EmacsはXのライブラリを必要としたのでXの一番基本となる xbase.tgzだけは後から追加しました。 実際にこのテキストはシグマリオンで書いているのですが、 yc.elに慣れればそれなりに使いやすい環境ですし (何しろEmacsがそのまま動くわけですから)、 動作もちょっと遅いくらいでそれほどイライラすることもありません。 ただ、最初はYaTeX (Yahtml)を使ってHTMLを書こうと思っていたのですが シグマリオンは変則的なキー配列 (特に記号類) になっており、 記号を多用するHTMLを書くのには向いていない (と言うか普通書く気がしないくらい変則的) のでPlain Text をシグマリオンで書き、 デスクトップでフォーマッティングするのがよさそうです。 同じ理由で記号を多用するプログラミングもつらいと思います。 あとちょっとキーボードが硬いかな。もう少し軟らかいほうが好みです。 NetBSD/hpcmipsではsuspend/resumeも対応しており、 電源ボタンを押すと液晶画面も消えてくれるので非常に便利です。 と思って、resumeさせたまま数日ほったらかしておくと 電池が無くなって再起動を強要されます。 これって、MicroDriveのせいなんでしょうか? CFならもっと持ってくれるんでしょうか? なんかHDDが回りっぱなしにでもなっているのでしょうか? おしえて偉い人! まぁ、一日くらいなら充分持ってくれるので普通のノートPC よりはずいぶんましなのですが...
今のところ満足しています。できることは少ないんですけど... テキスト打ちマシンとしては合格点でしょう。 あとは、uspend時の電池の持ちの謎が解ければ嬉しいな。 ということで、シグマリオン見つけたら買い、です。 購入物
食事
セットメニューのチャーハンが評判悪かったです。 わたしはカニ玉みたいな定食だったので、チャーハンは付いてなかったです。 |
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$Lastupdate: Mon Mar 18 02:33:07 2002 $